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溶銑スラグ軟化材 Mナイト

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溶銑スラグ軟化材 Mナイト

転炉製鋼精錬の溶銑・予備処理( 脱硅、脱燐、脱硫 )の脱燐材や脱硫材はCaO系主体の物質からなっており、処理後のスラグは熔融点が高く、粒鉄を含んで固まりやすい物体になっている。このスラグが炉底やSlag Lineの炉壁に付着し、棚吊り現象を起こしてトラブルの原因となる。
これらのトラブルを回避する目的で開発されたスラグ軟化材です。
酸性スラグ基を主体に融剤とスラグ化速度調整剤を配し、CaO系スラグの分散、促進を図りつつ、耐火物の損傷を最小限に抑える物性にされています。

[成分](%)

SiO2 Na2O CaO MgO OTHER 水分
>60 >20 <9.0 <6.0 <7.0 <3.0
[効果]
1. 混銑車内がクリーニングされることにより受銑量が増加される。
2. 脱硅・脱燐・脱硫効果が向上する。
3. スラグが軟化しスラグ中の粒鉄が減少、歩留り向上。
4. 炉内耐火物を均一な状態で使用が図れる。